モンゴル フブスグル県


ウランバートルから671キロ「飛行機で1時間30分。車利用可」

市名
 ムルン市
面積
 100,600平方キロ
人口
 123,000人
標高
 1,283m
気候
 1月平均気温 -23.8度 7月平均気温 +16.9度
年間雨量
 234.5ミリ
動物
 クマ、鹿、トノカイ、野生の羊、野生のヤギ、ヒョウ、いのしし、など
植物
 めずらしい花、草が多い

フブスグル湖

フブスグル湖

針葉樹林に囲まれ、「モンゴルのスイス」といわれるほど景観が美しく、モンゴル人なら誰でも知っている観光地である。西部のウブス湖に次いでモンゴル第2の湖で、ウランバートルから西北800kmにあり、面積2760km2、周囲136km、淡水湖としては最大である。
水深245mはモンゴルで1番深く、世界で2番目に高いといわれている透明度は20m越える。その美しい自然環境を守るため、全水域が国立公園に指定されている。流れ出ている川はセレンゲ川となり、バイカル湖に注いでいる。モンゴルでは湖ではなく敬意を表してダライ「海」と表現されている。人々の名前にもこのダライの名がよく使われる。
モンゴルでも北部の山地にあるため真夏でも涼しく、8月下旬はもう秋となる。短い秋が過ぎ、冬になると、湖面は厚さ5mを越える氷に覆われ、馬ゾリが行き来する。ツァガーン・サル(旧正月)のあとの8日間開催されるアイスフェスティバルの時期になると、湖上には氷で作られた彫刻やゲルが展示され、幻想的な世界が広がる。6月まで氷は残るが、やがて草花が一斉に咲き出す夏になる。ハトガルはフブスグル湖南西の湖畔にあり、内陸国モンゴルにとって珍しい港町で、船舶が停泊する本格的な波止場をもつ。静寂が支配する湖畔からは天気がよい日ならば湖に映える朝日が美しい。湖では釣りやボート遊びができるが、水温が低いため水泳は危険である。

ホリドル・サリダグ山

ホリドル・サリダグ山

フブスグル湖の西側にある高さ3200mの山。ヘラジカ、鹿、野生の羊、ヤギなどめずらしい動物が多い。

ツァータン遊牧民

ツァータン遊牧民

「ツァータン」とはモンゴル語で「トナカイを飼う人々」という意味である。モンゴル国内のフブスグル湖の西、ツァガーン・ノールのタイガ地帯に住み、トナカイを飼育する世界でも数少ない生活様式をもつ人々である。
彼らはロシア連邦トゥバ共和国のトゥバ語を母国語としていて、トゥバ民族と同じ系統である。モンゴル語で「ウルツ」と呼ばれる、円錐型の移動式住居の住み、トナカイの生態に合わせて、夏は涼しい山間付近を移動し、冬は雪深い森の中を、トナカイの餌となるトナカイ苔を求めて、年に20回以上移動しながら生活している。
彼らはシャーマニズム信仰し、独自の生活習慣や儀礼、世界観を築いてきた。
本来、森の中でトナカイに乗って移動し、狩猟と採集が生業であったが、20世紀半ば頃から、トナカイの飼育中心の生活となり、彼らの食事は夏の間はおもにトナカイのミルクで作った乳製品のみ、冬はわずかではあるが、トナカイの肉を食べることもあるという。

ツァータン遊牧民
ツァータン遊牧民
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