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急速な治安悪化
ウランバートルの犯罪は殺人事件、強盗、盗難、傷害事件、詐欺、レイプなど、それぞれ増加している。経済危機がもたらす物価の上昇、失業率の増加は市民生活に不安を与え、アルコールへの依存、治安の悪化を招いている。
物価は民主化後に急上昇し、市民生活に深刻な影響を与え、貧富の差も拡大している。また、仕事を求めて地方からウランバートルに来た人々が、うまくいかずホームレスになることも多く、その子供たちがストリートチルドレンと化して、旅行者を狙うようになっている。

犯罪の事例と手口

年々増え続けている外国人旅行者が被害に遭うケースも、それと比例して目立っている。路上での外国人を狙った暴行やひったくり、駅、空港、バス、店の中でのスリや置き引き、ホテル内での盗難など、場所もさまざまです。ウランバートルに限っていえば、特にひったくりやスリの被害が多いのは、デパートや郵便局、ウランバートルホテル周辺、郊外のゲル集落、ザハである。
地方都市でも状況は同じだ。手口も、体をすり寄せて脇から財布を抜く巧妙なものから、犯行など多様化している。さらに、習慣でナイフやブーツの中に携帯する習慣がある。殺傷事件につながることもある。

犯罪からの自衛法

犯罪事例から考えてみて、自己防衛の方法も自ずと判断できる。当たり前のことに注意して、自分の行動に責任を持っていれば、つまらぬ犯罪に巻き込まれる可能性は少ない。以下は項目別の防犯対策である。

ホテルでの盗難

ホテルのドアは壊れていることもあれば、巧妙に開けられて、就寝中に現金やパスポートを盗まれることもあるので、必ず内鍵か南京錠をかけよう。部屋に荷物を置く場合、貴重品などの管理を徹底し、個人の錠も用意しておきたい。

夜間集団強盗

夏のモンゴルは22:00頃まで明るい。しかし、明るくても夜は夜、暗くなってからは当然だが、夜間の外出は控えたい。また、女性だけの行動や単独行動は狙われやすいので注意。飲酒者も外出は避けましょう。

白タクシー

ウランバートルなど最近では安心して乗車できるタクシーが増えていますが、白タクもまだ走っている。できるだけ一人での乗車は避けたほうがよい。法外な料金を要求される場合もあるので、乗車前に行き先を告げ値段を交渉しよう。
また、正規のタクシーでもメーターを改造している場合がある。以前は評判のよかった黄色い車体のタクシー会社「シティータクシー」も、高速回転メーターを使用している車が多い。

スリ

バス、ザハ、デパートなど人の多いところはスリの温床。昼間でも堂々とリュックを開けられたりするし、ナイフで切られるケースもある。体をすり寄せてきたら要注意です。町なかではリュックよりショルダーバックを持ったほうが安全

ひったくり

路上での単純なものから、旅行者に一人が話しかけた隙に仲間が盗む手口である。

国民感情を損ねて起こったトラブル

モンゴル人も自国を愛している。外国人がたくさん訪れること快く思っていても、モンゴルのマイナスイメージにつなが部分は見せたくないし、言いたくない。その気持ちを理解せずに、ホームレスの写真などを撮影してトラブルに巻き込まれるケースがあります。
また、登山に関してのトラブルもある。登山協会から入山許可は下りたが、麓の村人が神聖な山として信仰していたため、登山を阻止しようとした。これは日本ではわかりにくいことだが、地もとのことを調べたり、村人と話し合うことが必要です。

写真撮影

写真を撮るときは、周りに注意を払おう。人物を撮るときも許可を得てから。また、空港や軍事施設、政府庁舎などの写真撮影は禁止されている。知らなかったでは済まされないこともあるので注意が必要。ザハなどの人の多い場所もトラブルの原因になるので絶対避けたい。

飲酒上のトラブル

酒に関しては、まず自分が被害者にならないようにした。モンゴル人はとても酒が強い。相当な量を飲んでも平気な人がほとんどだ。飲酒者による事件のほとんどは、本人が酔っ払って記憶を失っている間に起こる。また、肉を食べるのにナイフを携帯しているので、ちょっとした喧嘩や殴り合いが殺人に発展する恐れがある。酒の席では自分の飲み過ぎにも注意が必要です。また、モンゴルでは酒を飲みながら歩くのは違法行為であり、見つかると警察に連行される。列車のコンパートメントなどでの飲酒も禁止。

被害に遭ったときの対処法

それでも被害に遭ったら、くよくよせず次の行動に移ることだ。日本人スタッフのいる旅行会社や日本大使館へ行こう。何らかのアドバイスをしてくれます。

警察署へポリスレポート

まず、警察に行ってポリスレポートを申請することになる。交通整理をしている公安官に訴えるより、手続きもあるので直接警察署へ行ったほうがよい。このポリスレポートはパスポートやT/C再発行、保険の申請などに必要になる。

パスポートを紛失、盗難

万が一パスポートを紛失、盗難にあってしまったら、すぐ日本大使館領事部に行き、帰国のための渡航書を発給、さらに旅を続ける場合はパスポートの新規発給をしてもらう。2006年3月20日より、IC旅券の導入に従い、旅券の再発行手続きができなくなった。パスポートの紛失・盗難の場合もすべて新規発給となる。

帰国のための渡航書申請に必要な書類

① 渡航書発給申請書
    大使館にある用紙に記入
② 写真1枚(縦4.5×横3.5)
③ 戸籍謄本か抄本、または日本国籍を証明するもの。
 原則として原本。コピーやファックスでも受け付ける場合もある
④ パスポートを所持しない理由、および経緯を記載した書面。紛失証明
⑤ 料金2万7千トゥグルグ

パスポート発給に必要な書類

① 一般旅行券発給申請書
② と咳謄本か抄本(原則的には原本)
③ 写真2枚(縦4.5×横3.5)
④ 料金17万3900トゥグルグ(10年用)、11万9600トゥグルグ(5年用)。いずれも2006年12月現在の料金
その後もモンゴルに滞在する場合は、ビザの再発給をモンゴル外務省で行う。再発給の手続きをしないと不法滞在になる。手続きの方法は現地の旅行会社か日本大使館に問い合わせましょう。

在モンゴル日本大使館

Ulaanbaatar,Sukhbaatar District,Olympic Street(Central P.O.Box1011)
Tel:011-320777
Fax:011-313332
9:30~12:00(月~金曜日)
www.mn.emb-japan.go.jp

現地の緊急連絡先

警察:102
救急車:103
消防車:101



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