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北方には針葉樹の森林地帯があり、そのほとんどはマツやモミの木で覆われている。
森林にはブルーベリーやコケモモなどがあり、遊牧民たちはクリームなどに混ぜて食べる人もいる。地衣類も豊富で、特に木の枝に付く樹状性の地衣類が目立つ。
モンゴル大草原に咲く花
モンゴルの象徴でもある大草原には、イワギキュウの仲間、エーデルワイスのウスユキソウの仲間、ヒゴタイの仲間、ワレモコウの仲間、チングルマやキンロバイの仲間などが分布する。日本では高山で見られる植物が平地で見られるのがモンゴルの特徴でもある。そのため、ヒョウモンチョウの仲間などを草原で見つけたりする。
草原ではヨモギに似たハルガイ(ホソバイラクサ)、マメ科のハルガナ(コバノムレスズメ)、草原の香りを印象付けるアギ(マンシュウアサギリソウ)、根を食用にするフムール(セッカヤマネギ)、ターナ(カブラッキョウ)などが滋養があるので、家畜に食べさせよう、遊牧民たちは家畜を連れてやって来る。
草原に点在する石や岩の上には固着性の地衣類・チャシブゴケ、ロウソクゴケ、ダイダイゴケなどがよく生えている。
あまり踏みつけられていないモンゴルの草原は、菌類の宝庫でもある。時々草原に円を描くように出るキノコは直径が数10メートルにも達する菌輪を作ることがあるほどで馬に乗って草原を行くとオオシロカラカサタケなどの真白いキノコがまっさきに目に入る。また馬の多いモンゴルでは馬糞からでるバフンタケも多く見ることができる。










